風の通る家と、「いつか」ではなく「今」を生きる理由

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こんにちは、キョーちゃんです。

私は昔から、エアコンやクーラーから直接吹き出してくる風がどうにも苦手です。

出張先のホテルに入った時、壁に少し古いタイプのクーラーがついているのを見ると、スイッチを入れるのを躊躇(ちゅうちょ)してしまいます。結局、何もつけずに汗だくで眠ることもしばしば(笑)。

やっぱり人工の風よりも、自然の風が心地いいんですよね。いつか将来は、海が見えて、自然のやさしい風がすーっと吹き抜けるような家を建てたいな、なんて密かに夢見ています。

50歳で夢を叶えた先輩の「あまりに早すぎた悲劇」

先日仕事で訪問した先で、ある会社の社長さんとじっくりお話しする機会がありました。

気になって「なぜ社長になられたんですか?」と創業のきっかけを尋ねてみたところ、前職の大企業時代にあった、忘れられない先輩とのエピソードを教えてくださったのです。

その先輩は、社長さんより10歳以上年上で、年収1,000万〜2,000万円ほど稼ぐすごく優秀な方でした。

しかし、先輩には人生の明確な目標がありました。 「50歳手前で仕事を辞めて沖縄に移住し、海の近くで小さなカフェを開く」という夢です。

その夢のために、若いうちは自分の時間も何もかも犠牲にして、全力で仕事に打ち込んでお金を貯めていました。

利益のためではなく、大好きなコーヒーを通じて人とつながり、週3日ほど自分のペースで店を開け、残りの時間は大好きな海を眺めながら読書をする……。コーヒー豆も自分で海外まで買いに行くという、本気の夢です。

そして計画通り十分な資金を蓄え、40代後半で退職。 「よし、これから思い切り人生を楽しむぞ!」と笑顔で旅立っていかれました。

誰もが「お金もあって、夢も叶って、なんて幸せな人生なんだろう」と羨むような去り際でした。

しかし——。 沖縄に移住して間もなく、その先輩にがんが見つかり、あっという間に亡くなってしまったそうです。

明日は、絶対にやってくる保証なんてない

夢を叶える直前で途絶えてしまった先輩の人生。 それを目の当たりにした社長さんは、言葉にならないほどの衝撃を受けたと言います。

「人生はあまりにも儚い。明日という日が、自分に必ず来る保証なんてどこにもないんだ」

どれだけお金を稼いでも、どれだけ完璧な未来の計画を立てていても、今この瞬間を後悔なく生きていなければ意味がないかもしれない。

そう痛感した社長さんは、「自分の人生で後悔することは何だ?」と考え抜いた末、ずっと挑戦したかった「起業(社長になること)」を決意し、すぐに会社を辞めたそうです。

「今は毎日大変だけど、本当にやりがいがあるよ」と笑う社長さんの言葉には、生きた重みがありました。

「いつか」のために「今」を犠牲にしすぎていませんか?

もちろん、将来のために準備することや、計画を立てて努力することは素晴らしいことです。実際に移住して第二の人生を全力で楽しまれている方もたくさんいます。

でも、「いつか幸せになるために、今の苦しみを我慢する」という生き方ばかりになってしまうと、大事な「今」を見失ってしまうのかもしれません。

幸せとは、未来に待っている「目的地」ではなく、今日という日常の中に落ちている「感情」なのだと感じます。

  • 今夜食べるご飯がおいしいこと
  • 子どもと一緒に笑い合えること
  • 「明日は晴れるかな」とワクワクできること

未来の夢を大切に抱きしめつつも、今日という日を全力で味わう。 「今」を楽しんだ延長線上にしか、納得のいく未来はないのかもしれません。

おわりに:今日という日を愛おしむ

「海が見えて、自然の風が入ってくる家を建てる」

私にとってのこの夢も、遠い未来の楽しみに取っておくだけでなく、そこに向かうプロセスの「今」を大切に味わっていきたいな、と改めて思わされました。

みなさんは今日、「今」を楽しむ時間を少しでも持てましたか?

完璧な未来を待つのではなく、今日できる小さな幸せを、お互い大切に拾い集めていきましょうね!

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