「……うーん、全然寝られない(笑)」
先日、県外に住む友人宅に泊まらせてもらったときのことです。
その友達は普段から派手めな服が好きなのですが、初めてお邪魔した部屋はまさに彼の個性が爆発していました。 玄関からトイレまで世界各国のお土産がずらりと並び、インテリアも何色使われているのか分からないほどカラフル。視界に入ってくる情報量が多すぎて、なんだか部屋全体が賑やかに喋っているような空間だったのです。
自分の家はシンプルで色味が少なく、「ちょっと味気ないかな?」と思うくらい静かな部屋。 だからこそ、そのカラフルな部屋の刺激に脳が冴えてしまい、その夜はなかなか眠りにつくことができませんでした。
やっぱり、自分の家が一番落ち着くなぁと痛感した出来事でした。
教科書通りの「色の効果」と、実際の心地よさ
一般的な色彩心理学では、「青や緑は心を落ち着かせる」「赤や黄色は交感神経を刺激して元気になる」なんて言われていますよね。
けれど、今回の体験を通して感じたのは、「何色に囲まれると落ち着くか」は人によって全く違うということです。
私のように、色味が少なくすっきりとした空間で「脳を休ませること」に安心感を覚えるタイプもいれば、友達のように自分の好きなものや思い出の品、鮮やかな色に囲まれて「心が満たされること」に安心感を覚えるタイプもいます。
あの賑やかなお部屋は、彼にとっては最高にリラックスできる大好きな要塞だったわけです。
自分の「心地よい情報量」を知っておく
部屋づくりや服選びにおいて大切なのは、「おしゃれに見えるか」や「色彩心理学的に正しいか」ではなく、「自分にとって心地よい情報量を知ること」なのかもしれません。
- モノが少なくシンプルだからこそ、心が整う人
- 好きなコレクションや柄に囲まれているからこそ、ワクワクできる人
どちらが良い悪いではなく、単に「心地よさを感じるセンサー」の形が違うだけ。
友達の部屋で過ごした“全然落ち着かない一夜”は、自分の好みや「我が家のありがたみ」を再確認させてくれる、面白い道草体験となりました。
完璧なインテリアより、自分が「ホッとできる色」を
世の中の流行りや教科書的なノウハウに合わせる必要はありません。
自分が家に帰ってきたとき、フッと肩の力が抜けて「あぁ、落ち着くな」と思える空間になっているかどうか。
みなさんの部屋は、どんな色やモノに囲まれていますか?
たまには他人の「こだわりの空間」に身を置いてみることで、自分が本当に求めている「居心地のよさ」が見えてくるかもしれませんね。


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